土地を買うことを正しく決断するには
土地を買う。土地を持ってない方が一戸建てを目指すなら
イエ作りは”土地を買う”ことから始まることが多いでしょう。

我が家の場合、2007年だったかな?
年始とともに土地探しを”ベンキョーがてら”開始。
車でぶらぶらしていたところに突然現れた、
”保留地販売中”の旗とバラック小屋のような販売所。
なんとなく入ったら、現在販売中で予約も入っていないのは一区画のみ。
その売れ残り感漂う土地は”旗状地(ハタジョウチ)”らしい。
”保留地”という言葉も初めてだったけれど
旗状地(ハタジョウチ)という言葉もこのとき初めて遭遇した。
どうもこの旗状地なるものは、車が縦列でしか止められないらしい。
しかも周りを建物で囲われるため日当たりも限られる。
だからか、坪単価が周りより安い。
でもコレ、なんてったって予算内。
花粉症のマスクをつけた職員さんが
「ここに道路を計画中でしてー。」と都市計画を説明している間も
わたしの頭のなかでは”土地に関する要件”がぐるぐる回る。
夫は夫で別のことが気になるらしい。
「この土地って、どんな家が建つんでしょうねー。というか、家建つんですか?」
そうそう、それも重要。どっち向きにどれくらいの大きさの家が建つの?建てられるの?
すると、
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「土地だけ見てもわかんないですよねー。家のことはですねー、、、、。
 今度の土日、展示場にいかれるといいですよ。
 ハウスメーカーさんにこの土地を見せて、家を提案してもらうんですよ。

ええっ、まだ土地を買ってないのに?
「そんなことしていいんですか?」と聞くと
「かまいませんよ。皆さん大抵そうしてらっしゃいますし。
 ハウスメーカーさんも慣れてらっしゃいますしね。
 1週間ぐらいで図面用意してくれますよー。」
ただ、その間、土地の購入予約をいれといてもらうと、
他の方に購入権をとられないから安心ですよ、
と付け加えられる。というか要求される。
たまたま立ち寄った保留地販売所で残り一区画だからといわれても、
●千万のものに予約をいれるって、、。
すんごいプレッシャー。
迷いつつも、結局「断ることもできるから。」と予約をいれて保留地販売所を去った。

その後、土地の予約をいれてしまった興奮もさめないうちに住宅展示場へ。
保留地販売のチラシと、
職員さんに手渡された図面をもって2つのハウスメーカーをはしご。
どちらの営業さんも
「ではプランおつくりしますので、お土地の図面、コピーとらせてください!」とやる気満々。
1週間後、立派な”オンブ邸プレゼンテーション”が出来上がり、
それぞれのメーカーから説明をうける。
「車を止める部分、幅が3mあるんで旗状地としては良心的ですよ。」
「ここで50坪ありますんで、ご希望されている要件のおうちは建つかとおもいます。」
「日照は大丈夫ですよ。こちらとこちらから日があたりますねー。」
その後、いくつかの法規制の説明と私たちの要望を絡めながら間取りの説明は続く。
プレゼンテーションには立体的な建築完成予定図もついている。
ほほー、あの土地に家がたつとこんなカンジなのかぁ。
うーーーん、心配していたところも大丈夫っていうし、
この土地、なんだかヨサソウ。
「じゃあ、この土地の購入、前向きに考えてみようかなー。」なんて言ってると
「そのときはゼヒお手伝いさせてください!」と力強いお言葉がかえってくる。

2つのハウスメーカーから説明をうけると時間もかかるし、日も暮れる。
子供も遊びつかれて、家族みんな疲労感もたっぷり。
それでも、「さあ、どうする?土地の予約有効期限まであと1週間だよ」と、
再度気合をいれて夫婦で話し合う。
わたしがハウスメーカーから受け取ったプレゼンテーションを眺めながら、
「結構いい土地ですよ、っていう感じで話してたねぇ。
 安い土地だからもっと悪い条件が隠れているのかなって思ってたよ。」というと
夫は、
「当たり前だろー。
 ハウスメーカーなんて客に土地もたせないと商売できないからさー。」

えっ、、、、。それって、、、、。
いいところを強調して話していただけなの、アノヒトたち、、、。
今までの会話に疑いのベールがかかる。
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夫は明るく、「どんなイエがいいかなぁ?」と
工法パンフや商品パンフをぐるぐる見ている。
ねぇ、今日のプレゼンテーションの話、
どこまで信じていいのかしら、、、。

かなり迷ってしまい、土地の予約をさらに2週間延長してもらう。
といっても、他に頼るべき”土地や家のプロ”はいない。
愛知県三河はその頃好景気ムード抜群。
住んでいる周辺の土地は強気の価格で売り出され、
ますます旗状地の価格が魅力的に見える。
ハウスメーカーから聞いた”いい言葉”は脳裏からはなれない。
ついにそのまま購入決定。
正しく決断した、というよりも完璧ムードに流された、私たちの土地購入話。

そもそも、土地購入って正しく決断できるのかしら。
子供のこと、自分たちの老後のこと、お隣さんのこと、
政治、経済、災害、いろんな要素がありすぎて、
わたしたちの『現在』をみて、『現在の延長線上の未来』を予測してみても、
道は無数に広がるばかり。
家族がおそらくずっと住むだろう大事な場所。
土地探しだけは、こーしたほうがいいよ!なんて気軽にいえない気がするのです。


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by onbuusagi | 2009-09-30 06:06 | 家づくり
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