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オイル塗装覚書 その5 施主施工
オイル塗装の覚書も最終回。

覚書、といっても今回は反省点もろもろというべきか。
2回目の塗装のあと、境界線が消えていないのを見て、
夫が「やっぱ頼めばよかったかなー。」としきりにいう。
材料費が3万円ほど。頼むと倍以上かかる。(詳しくは忘れたけど)
このオイル塗装、ホントに綺麗に仕上げようと思ったらタイヘンな作業ですよ。
以下、とある素人夫婦がやった失敗一覧です。

〔失敗、その1〕柱がオイルを吸い上げた 

 マスキングテープをはらずにやったからです。はい。面倒でしたから。
 柱は縦に吸い上げるからちょっとハケがあたるもんなら
 グングンオイルの筋が立ち上っていく。
 幅木は横に繊維が走っているから
 ちょっとハケがあたっても吸い上げ方向が横なので目立たない。
 柱の場合、柱から離れたところでハケをとめても、
 フローリングの溝を伝っていく場合がある!
 そのオイルが柱にあたり、吸い上げたところも。
 夫はそれを「みにくい」と憎んでいる。
 さあ、どうしようかとちょっと考え、
 結果、柱の近くはハケをもっていかない、代わりに雑巾でオイルを薄くのばすように。
 どうしても吸い上げがいやならマスキングテープ貼ったほうがいいのにさ。
 目線が近いくなるところはテープ貼ったんですけどね。

〔失敗、その2〕オイルたまり

 きちんと雑巾でたまったオイルをふき取らないと
 ねちゃねちゃした部分ができてしまう。
 檜は杉に比べてオイルの吸い込みがイマイチ。
 今回は油断したからかできてしまった。

〔失敗、その3〕どこまで塗ればいいか分からない。

 例えば階段。シナのところは塗らないの?
 塗っているうちに迷う部分があった。
 色の差がつくけど、どうしておけばいいのかしら。
 どうすればいいか分からない。

〔失敗、その4〕遠慮しすぎ

 吸い上げ絶対拒否!の夫は
 キッチンの足元あたりとかギリギリまで塗らず。塗ってよ。

〔失敗、その5〕広い面積をどう攻めるか分からない。

 職人さんがやったとしても脱出経路はつくったはず。
 我が家の間取りだとどうすればよかったのかな。

〔失敗、その6〕そもそも塗り方が正しいか分からない。

 ハケでぬって、オイルをふき取る。
 そう説明は受けたけど、実演を見たわけではない私達。
 正しいのかどうか自信がない。

そんなわけで、わたしが今おもう理想のオイル塗装は多分こんなカンジ。

入居前塗装:
 塗装1回目 プロのものを見学&レクチャー受ける&実演指導
 塗装2回目 自分達でやる
        
入居後のメンテ塗装  自分達でやる!

これだね。
砂利敷きだろうがなんだろうが、工事の一部を自分でやるのはすごーーく労力がかかる。
クオリティを求めるならさらにタイヘン!
まとまってきたところでタイミングよく見かけた、i+i 設計事務所さんのブログ記事
施主塗装は大変ですから、単なるコストダウンだけをを目的とするなら、やめた方がいいですが、施主塗装したみなさんをみていると、施主塗装によって、次第に家が自分のものになっていく感覚があるようです。言ってみれば、施主塗装は「家に魂を入れる重要な儀式」なんですね。

わたしは吸い上げとかムラとか気にならない。
むしろ、「これだけできればいいんじゃないー?」ってどちらかというと満足。
でも、夫は自分のものになる感覚どころが、失敗に目をそむける有様。
そーゆーメンバーが家族に一人でもいるのならば、
施主施工は不向きだったということで、、、。

↓↓↓それでも施主施工します?↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

by onbuusagi | 2009-08-30 05:15 | 家づくり
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